熊本ボランティア報告 from NKC 04

 私たち北九州チャペルは、緊急支援の活動のニーズが終わっても、継続して支援するに当たって、震源地付近の最もひどい被害に遭った激震地益城町にある単立の教会、木山キリスト教会が計画し、月に一度行う予定の炊き出しとキッズプログラムのサポートをしていくことを考えています。福音自由教会全体からも、こういった活動のために尊い献金が献げられていることもご報告させていただきます。

さて、その第一回目の支援活動が6/18( 土 )に持たれました。参加メンバーは、A家の面々4名と、M姉、小学六年のH君の6人です。

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今回の炊き出しは、食堂を営んでいるプロの方が中華丼をたっぷり作っておもてなし。KGK の大学生メンバーがキッズプログラムをリードし、木山教会のメンバーや九キ災のボランティアがかき氷や綿菓子などをふるまいました。チャペルのメンバー達も、チラシを配ったり、配膳を手伝ったり、子どもプログラムに参加し盛り上げたり、傾聴に従事したりと大活躍でした。中でも、被災した方の生の声に耳を傾ける 傾聴の必要性は日々高まっているようです。話し始めると、その話しがなかなか止まらないし、やはり正直に恐怖を語ってくれます。さらには、やはり教会で持たれているプログラムだからでしょう、「私は西洋のものに興味があって」と自ら心を開いて下さる方もいらっしゃったようです。現段階では直接伝道をしないで欲しい、と言う現地教会の願いがあり、ボランティアがそれを守ることは必須ですが、 それでもやはり無言の伝道、言葉を使わない伝道はできているんだ、イエス様の愛は伝わっているんだ、 と実感できる時だったとのことです。

また木山の教会の方々は、ご自身も被災者。時が来れば出ていかばならないコンテナにお住まいの方が、かき氷の奉仕をされていたりと、厳しい現実も目の当たりにしました。しかしそれでも、これまでほとんど関わりの無かった方々との関係が出来つつあることも事実。主の御名をあがめます!