Xmasケーキプロジェクト参加(熊本ボランティア報告)

12月6日(火)に九州キリスト災害支援センターが主催する、「クリスマスケーキプロジェクト」のボランティアに参加しました。北九州チャペルから3人、ゴスペルギターデュオのアサナギの2人と合計5人で参加しました。このボランティアは、12月3日(土)~12月6日(火)まで益城町にある6つの仮設住宅で生活している方々に約800個のクリスマスケーキをお渡しすることによって、暖かい気持ちになっていただくことを目的としています。また、仮設の集会所で、夜にはキャロリングとクリスマスプレゼントをお渡しする、クリスマス会も実施しました。

北九州を午前6時に出発して、8時半に益城町にある九キ災の木山ベースに到着しました。プロジェクトの説明と、賛美と祈りをもって馬水仮設(約70世帯)にケーキを配布しました。インターホンを押して、玄関を開けた時にクリスマスケーキをお渡しする時の表情が本当に嬉しそうで、笑顔で「ありがとうございます!」と言って下さりました。クリスマスカードと夜のクリスマス会の案内をして、次のお宅にまわります。

お歳寄りの方から、子ども達まで、ケーキをもらう時の表情が和やかでした。

午前の部を配り終え、午後からの部まで時間が空いていたので、震源地の周辺を見学しました。更地になっている所が増えた印象でしたが、電信柱がななめになっていたり、たくさんのひびや、手が付けられない所も多々ありました。

また、4月に三木先生とボランティアで片付けの手伝いに訪れた、華道教室をしているお方のお宅にも再訪しました。当時の状況とは全く変わり、6月から華道教室をスタートしたようです。教室のスペースは綺麗になっていましたが、家の奥などの破損は業者待ちということでした。しかし、その方の表情はずいぶんと落ち着いていました。

午後3時から、午後の部が始まり、やすなが仮設(約70世帯)にケーキを配りました。何件かのお宅はクリスマスの飾りをしていました。

夜にはクリスマス会を開きした。プログラムはボランティアで考えられ、ゲームやキャロリングをしました。夜7時には集会所がいっぱいになるまでに集まりました。子ども達はゲームでとっても楽しんでいました。また、クイズでクリスマスの意味を知ることができました。中には被災された方の誕生日も一緒に祝うことができました。子ども達が中央に地べたに座り、それを囲むように大人が椅子に座り、キャンドルをもって、「聖しこの夜」を賛美しました。それは、クリスマスの暖かい気持ちで皆さんと一つになれた瞬間でもありました。

仮設の集会所を出た時に、真っ暗でしたが、星がとても綺麗に輝いていました。子ども達も「星が綺麗!」と大声を出していました。イエス様のご降誕の喜びを、このような形で被災された方々に仕えることができ感謝です。行きと、帰りの道中も守られ、感謝です。また、今後とも熊本を覚え、祈りお支えしていきたいと思います。